はじめに
良いベルトが欲しい!
ということで、Vintage Worksさんでベルトを買いましたのでレビューします。
どこでベルトを買えば良いのか判らない…という方は必見だと思います。
Vintage Worksとは
ヴィンテージワークスは、平成4年創業のベルト専門メーカーです。
それまで国内では皆無であった海外製品にも劣らない革製品を作る事を目標に業界の有志数名にてスタートした…とのことです。
場所は原宿通りにあります。
お店の写真はこちら。夕刻にお邪魔しました。
ちなみに、ベンズレザーのみという硬派なラインナップです。
ベンズレザーは牛の腰からおしりの部位にかけての馬革ではコードバンにあたる部分です。
文字通り、ベルト一本で30年間も続いているメーカーさんだけあって、革はもちろんのこと、とにかく細部にまで拘りが詰まっています。
何せ、ネット通販サイトの注意書きから強烈ですから。
・当社製品は傷隠し皺伸ばし等の後加工など行っていない自然の革をそのまま使用しておりますので、何かしらの痕跡は必ず革にございます。
・特殊な染色を行っておりますので、色ムラ、色落ちがございます。
・使用するにつれ経年変化致しますので、その風合いに理解の無い方や神経質な方は店頭でお求め頂きますかご遠慮の程お願い致します。
・画面上と実物では色具合が異なって見える場合もございます。
・汗等により他の物に色移りする場合がございます。
・生産ロットにより写真の商品と色目が若干違う場合がございます。
これらの注意書きは、カッティングダイという手法によるものです。
ベルトを一本一本個別に裁断、穴あけ等を施した後に一本一本を丁寧に染色するカッティングダイは、コバにまでしっかりと色が入り、一本一本違う個性ある表情になり、同じ表情のものは存在しなくなります。
かなり効率の悪い作り方ですが、個性豊かな1本に仕上がるのがブランド最大の特徴となっています。
Vintage Works ベルト「DH5726 CHASHIN」(30mm 茶芯モデル)
今回は、Tシャツをinせずに着てもバックルがポコっと浮かない薄さのベルトを探していました。
Vintage Works代表の堀内賢さん自らに接客して頂いて、おすすめの一本を購入しました。
まずは紙袋から。
紙袋の中身は・・・
蓋を開けると・・・
ステッカーを除けると・・・
ちなみに、こちらの油紙にワックスコートを行っていた工場が近年廃業したらしく、調達するのが難しい状況になっているそうです。
出典:【ベルトはVintage Works一択だろ!】モヒカン小川のレザーチャンネルvol.35
ワックスペーパーを開けると・・・
ベルトを出すだけでも愛が詰まっているのを感じます。
もう、最高!としか言えません。
ここからは上記カタログから抜粋した解説を元に記載します。
さいごに
いかがだったでしょうか。
ベルト専門店&格好良い缶に入っているのが気になって入店しましたが、接客、居心地の良さ、個性豊かなマテリアルにヤられてしまって即買いでした。
実は、栃木レザー(ヌメ革)をネット通販で購入したものの、質感がイマイチで買い替えたというのはここだけの話です。
やっぱりプロにおすすめを聞きながら、実店舗で買うのが間違いないですね。
ベルトバックルを交換できるモデルも出ないかな・・・