アメたろうの着道楽

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デニムの色落ちやレザーのエイジング(経年変化)などについて。

【ジーンズ生誕150周年】リーバイス「アメリカ建国100周年 ブーツカット&バッドダイデニムパンツ」

はじめに

今日は、ジーンズがこの世に誕生して150周年の記念日です!

501は他の方がたくさん取り上げると思うので、私の持っているリーバイスのなかでも、最もお祝い感のある一本を紹介します。

Levi's ”501 DAY” ~ジーンズの誕生日~

そもそも、なぜ今年が150周年なのか?

こちらについて、簡単に解説します。

 

ジーンズの起源を考えたとき、デニム生地のパンツにリベットを取り付けたことが画期的な発明でした。このジーンズの特許登録日が150年前の今日になる訳です。

リーバイスは、5月20日を”501 DAY”と定めています。

 

ゴールドラッシュに湧く北米の鉱山で働く多くの鉱夫の悩みのひとつは、作業中にズボン(パンツ)がすぐに掏り切れてしまうことだった。1870年、仕立て屋のヤコブ・デービス(英語版)は、既に設立されていたリーバイス社のリーバイ・ストラウスから仕入れたキャンバス生地を用いて銅リベットでポケットの両端を補強した仕事用パンツ(ワークパンツ)を発売し、これが鉱夫らの好評を博した。ジーンズは最初、鉱夫らの作業着であった。
類似品が出回ることを危惧したヤコブは、このリベット補強済みパンツの特許を取得しようとしたが必要な資金が無く、権利を折半するという条件でリーバイ・ストラウス社に特許申請を依頼し、特許申請は1873年5月20日に受理され、この「リベット補強済みパンツ」はリーバイ・ストラウス社製の製品として製造販売された。このパンツがジーンズの原型である。

Wikipedia「ジーンズ」より引用

LEVI'S「建国100周年モデル? ブーツカット バッドダイ デニムパンツ」の詳細について

前置きはこのくらいにして、ご紹介しましょう。

 

まずは、ショップの袋から。

日本を代表するヴィンテージ古着ショップのハンドレッドバイヤースさん!

昔はこんな不織布の袋はなかったです。

 

今回は、最近購入したので値段は伏せようと思います。

名刺と商品タグ

 

 

ということで、今日はこちら!

1970年代製 リーバイス
ブーツカットパンツ

 

派手を通り越して、目がチカチカします。

 

 

フロント部は、ジーンズとちょっと違った面持ち。

コインポケットなし

 

購入後に店主に教えてもらいましたが、バッドダイデニムとのこと。

これだけ履いていても色落ちしてない訳です。

 

スレーキのポケット裏側
製造管理番号らしい番号が刻印されていました。

 

また、こういった派手な柄物は大抵1976年製とのこと。

 

1976年は、アメリカ建国100周年になります。

つまり、愛国心あふれるお祝い柄ですね。

裏から見てもリーバイス

 

こちらは501ではありませんが、ジーンズ100周年に近い50年前のモデル。

"愛リーバイス"なパンツとして、今回はこちらを紹介させていただきました。

リーバイスらしい形のバックポケット

 

謎の刺繍糸

 

 

ディテールについても。

トップボタンは「30」

 

42TALON

 

白タブ BIG E

 

ダメージや汚れ

 

 

最後に、恒例の生地裏表を拡大した写真

文字は織柄として施されています。

おまけ

妻はこんなスウェットを買っていました。

 

大判のプルートは珍しいですよね。

 

躍動感のあるオリジナリティデザインも良い感じ。

 

韓国製のライセンスものは非常に珍しいんだとか。

さいごに

いかがだったでしょうか。

他の方がジーンズはたくさん取り上げると思ったので、敢えて501は外してみました。一応はビッグEですが。。

 

70年代らしい逸品ですよね。お祝いに相応しい1本だと思います。