はじめに ~サンフランシスコと言えば~
未だに綴りを間違える「San Francisco」
皆さんはサンフランシスコと聞いて、何を思い浮かべますか?
ゴールデンゲートブリッジ、フィッシャーマンズワーフ、クラムチャウダー、GAFAなどIT企業の本社・・・
どれも正解ですが、このブログ的にはLevi's本社がある街!
ということで、帰国時にコロナ陰性証明書が提出不要になった直後、コロナ禍のサンフランシスコをリポートします。
アメリカ時間で、2022年9月22日の写真になります。
リーバイス・プラザ(リーバイス本社)について
正式には、Levi Strauss & Co.という会社ですが、このブログを読んでいる方には説明不要ですよね。
では、本社はどこにあるかご存知でしょうか。
答えは…サンフランシスコにあります。
現在は、リーバイス・プラザ(Levi's Plaza)と呼ばれています。
建設までの話をします。
少し長いので、歴史に興味のない方は読み飛ばして頂ければと思います。
リーバイス・プラザのある土地は、元々はフレデリック・グリフィングの埠頭でした。いわゆる船の停止場ですね。
こちらが埋立地となりました。
その際に、フレデリック・グリフィング(Frederick Griffing)にあった船も埋め立てられました。これらの船は、プラザ建設時に船はパルミラまたはウィリアム・グレイのいずれかであると考えられているそうです。
プラザの開発は、今年復活して話題になったUSFL(ユナイテッド・ステイツ・フットボール・リーグ)のロサンゼルス フットボール フランチャイズのフランチャイズ オーナーであるジム ジョセフが所有するInterland Development Corp.という会社によって行われました。
1979 年に建設開始、763,000平方フィート (70,900平米) の 7 階建ての施設が 1981 年に完成しました。
建物の外装は1 億 1,000 万ドルが、内装には 1 億 2,000 万ドルがかかったビックプロジェクトでした。Hellmuth、Obataおよび Kassabaum Inc. (HOK) が構造設計を担当、Levi Strauss & Co.(リーバイス)がインテリア デザインを行い、Gensler and Associatesが Levi Strauss の取り組みを監督しました。
建設にあたって、1978 年には埋め立てられたフレデリック・グリフィングの船が発掘されたりしています。
その後も色々と建物の歴史はあるのですが、マニアック過ぎるのでブログでは割愛します。
場所はこちらです。
コロナ禍のリーバイス・プラザ(リーバイス本社)
では、写真で見て行きましょう。
最寄り駅は路面電車のThe Embarcadero & Greenwich Stです。
観光地のフィッシャーマンズワーフ(ピア39)やフェリービルディングから徒歩20分程度の場所で、海沿いになります。
私は後述の販売店から30分ほどかけて歩いてみましたが、街や港の雰囲気が感じられて気持ちが良いですよ。
ということで、到着。
キャップ:ブートレガーズ
ベスト:TCB Jeans
シャツ:Hanes
パンツ:フリーホイーラーズ
ブーツ:Danner
というウォバッシュコーデです。
2022年のサンフランシスコでこんな格好している人はいません笑
実は、コロナ禍で内部に入れませんでした。
建物から出てきた職員さんやコールセンターに電話した自動音声から、「コロナ禍で皆さんの安全を確保できないため、一般開放していません。」とのことでした。
「新たな方法を模索中で詳しくはホームページを見てね」とのことですが、ウェブサイトにも記載が見つかりませんし、コロナが終息するまではアーカイブス展示は見られないようです。
わざわざ渡航までしたので残念でなりませんが、こればかりは仕方ないですね。
諦めて帰ろうとしたら、退勤時間だったためか送迎バスが停まっていました。
ということで、サンフランシスコのフラグシップストアに移動します。
リーバイス サンフランシスコ店
サンフランシスコ店は、Levi's Storeという標記になります。
原宿のようなフラグシップストアなどの冠詞は付きません。
場所はこちら。
サンフランシスコの中心街・ユニオンスクエアのど真ん中です。
パウエル・ストリート駅は空港直結。
旅行者のためにハッキリ言いますが、この辺りは治安はあまり良くないです。
ホームレス、爆音でヒップホップを流す若者、スケーター、薬物中毒者がたむろしています。
彼らも無闇に襲ってきたりはしないと思いますが、夜中に女性一人で歩くのは結構な勇気が要るかもしれません。おすすめしません。
毎日手放せなくなる新コレクション LEVI’S® GOLD TAB™、登場
Levi’s®の新しいコレクションは、アウトドアとインドアがつながっている北カリフォルニアのライフスタイルからインスピレーションをもらいました。大好きになるものを重ね着できて、しかも長く着ることができる。ちょっとレトロなカレッジ風で、控えめなクールさがたっぷりで、シーズン関係なし。「スーパーピーチング」で仕上げた、めちゃソフトなフレンチコットンテリー、フリース、フランネルなど。肌触りが素晴らしい生地を使って、ビンテージっぽい原色で仕上げました。
店内は店員さんを映さなければ撮影可とのことでした。
サンフランシスコ店ならでは…なお土産も欲しいですよね。
じゃあ、直営店で買う楽しみはないのか?という方にはこちら
ここまでご覧になられて違和感ありませんか?
そう、LVCはおろかレギュラー501も、リジッドものが売っていないんです。
というか、LVCの年代別ジーンズは取り扱いが無い。
リジッドは街で履いている人も皆無で、アメリカの現代を感じさせられました。
さいごに
いかがだったでしょうか。
サンフランシスコに行くにあたって、様々なブログ記事を読みましたが、コロナ禍での現地状況について詳細な記載があるものは見つけられなかったので書いてみました。
コロナが落ち着いてから行くことをおすすめします。
日本のデニムの聖地・児島ジーンズストリート編はこちら