はじめに
ハロにちは、アメたろうです。
今日は、ウエアハウスから以前に発売された、Wrangler 11MJモデルをご紹介します。
ヤフオクで入手したため、型番不明(既に廃番)です。
Wrangler 11MJとは
11MJは、ラングラーが1950年代に発表した名作です。
11MJと111MJは、ラングラーが復刻モデルを出しています。
それを見ると11MJはプロトモデルですが、判りやすいので掲載します。
ラングラー 復刻モデル
まずは、11MJのPROTO MODELです。
誕生が40年後期で、他メーカーよりも後発ということもあり優位性がある独自のデザイン・機能を重視したジャケットになっています。
Wranglerは、ワ-クウェア製造が前身のブル-ベルカンパニ-が所有するブランドで40年後期に社内公募で生まれたブランドです。
当時の時代背景も影響し、戦後のアメリカ黄金期にファッションアイテムとして開発されました。
ジ-ンズメ-カ-では初の試みとしてデザイナ-(ベンジャミンロデオテ-ラ-)を起用するなど奇抜な発想とデザイン性で人気を博しました。
次は、111MJの1951年モデル。
100年以上もの歴史の中で輩出したマスターピース。
プロトモデルとなる11MJからのマイナーチェンジを経て完成した111MJ。1stモデルと呼ばれる111MJは、ジョンレノンにも愛されたWranglerを代表するデニムジャケット。Wranglerを象徴する胸ポケットのWステッチは、“サイレントWステッチ”と呼ばれ、フロントプリーツ止めの“マルカンドメ”や、腕の可動域を考慮し採用された“アクションプリーツ”ウエスト調整の為の“サイドバックル”など、Wranglerを象徴するディテールが随所に見られる。今回は、1950年代初期のモデルをターゲットピースとして、リプロダクトを行った。
111MJとの一番分かりやすい違いはパッチです。
11MJは革ですが、111MJはプラスティックのパッチです。
バランスの悪いWステッチも11MJの特徴でしょう。
111MJは、51年モデルでは既に革パッチではなくなっているのが判ります。
デニムジャケットの経年変化
では、ジャケットを見ていきましょう。
一度袖を通しただけでこの雰囲気。非常に完成度の高い一着です。
さいごに
いかがだったでしょうか。
リーバイスやリーにない魅力を発する一着です。
どんどん着倒していこうと思います。
次回に続く